2010年4月27日
最近のマンション市場は、即日完売物件の増加や契約率の改善など
明るい話題が多くなってきました。
3月の新築マンション契約率は82.8%を記録し
好調ラインの70%を超えて、3年ぶりに80%台になりました。
その要因は・・・
価格下落の一服感
消費者自身が認識
3年ぶりに契約率80%台の高水準になり
供給戸数も、4年5ヶ月ぶりに前年を2ヶ月続けて上回りました。
また、その増加率が50%を超えたのは9年3ヶ月ぶりです。
これは明るい兆しであることに間違いはありません。
契約率の改善は、価格の下落を期待していた消費者が
「もう下がらない」
と判断した結果だといわれています。
不動産マーケティング会社が4月上旬に行った調査によると
1年後の住宅価格が「上がる」(31%)と予想する住宅購入検討者が
「下がる」(29%)を上回りました。
『価格下落の一服感を消費者は敏感に感じ取っている』
と分析しております。
また、割安感だけでは売れない、という調査も出ております。
例を挙げますと
今年1月下旬から販売を開始した、3LDKの3000万円台後半~4000万円台が中心の
東武東上線沿線の駅徒歩8分のマンション全38戸が1ヶ月強で完売しました。
決して割安感がある物件ではなく、相場通りの価格のマンションです。
しかし、「アウトレットマンション」と言われる適正価格をさらに下げたマンションで
東京近郊のファミリータイプの平均2500万円の物件が
半年以上も契約の動きがないという事例もあります。
この物件は割安感はありますが、駅から徒歩20分、道路環境も良好とはいえない状況です。
割安感だけでは消費者は購入しないということですね。
今後は『バランスの取れた3つのP(プライス、プレイス、プラン)』のマンションが
売れるということでしょう。